「ああしたくなってきた」
「今日会ったばっかりなのに」
「今からそっち行く」
「親いるのよ」
「静かにするから」
彼女はYYCで知り合ったセフレ。エロい体をしていて、しかもすぐやらせる女だった。出会い系にはこの手の女(男とエッチすることで寂しさを紛らわす女)が多いと聞いたが本当にそうだった。ヤリマンほどアグレッシブでもないので、どっちかというとさせ子だろうか。
その夜俺は彼女の家に忍び込み、その日二回目のセックスにありついた。
「エッチね」
「そんなエッチな男の相手をするきみもまたエッチだよ」
俺の言いなりになってNGプレイなしの彼女は、エロい体をしているだけに高級ダッチワイフ「ラブドール」に思えてくる。口をきくラブドールだ。
彼女の部屋のすぐそばに親の寝室があるから気を付けなければならない。
ラブドールなら声は出さないが、彼女は人間の女なので気持ちよくなったら声を出す。
「タオルで口をふさげ」
「うぐぐ、ぐ、ぐぐ」
昼間の液をそのまま残しているような万年沼地のようなマンコをしゃぶりながらおのれを立たせ、一気に挿入する。目的は射精だから女の状態はあまり気にしない。濡れてたらそれでいい、という感覚。
「むぐぐぐ……あぐっ!」
ピストンを始めると声がさらに高くなる。
「ああ、いいなあ、おまえのマンコいいなあ……最高だよ」
みたいなことを小声でつぶやきながら射精に上りつめる。
彼女はさせ子で俺にとってはラブドールだが、もっと下品な言い方をしたら「肉便器」になるだろうか。
でも肉便器と呼ぶにはかわいそうだからラブドールとしておこう。
声を出すラブドールだ。