出会い系にいると、色んな女に出くわす。女子大生、OL、人妻、アラサー女、高齢処女、出戻り、美乳女、デブ、ブス、メンヘラ女、知的なエロ女、痴女……。
気分に応じて相手を選び、お好みのプレイにいそしむ。これが出会い系の楽しみ方である。
そして俺は数日前に新たなタイプの女に出会った。
美尻女だ。
サイトでは普通のOLで、顔もまあまあだったので、綺麗系OLという位置づけで、ノーマルなエッチを楽しもうとアポイントしたのだが、会ってみると美尻だった。
分類名を与えるなら美尻な綺麗系OLといったところか。
パンティラインが浮かび上がる美尻のタイトパンツは、見ているだけで勃起してくる。
俺は少し後ろを歩きながら美尻観察に余念がなかった。
タイトパンツであるから、おのずと尻の付け根部分に目がいく。
―ああ、あそこに潜んでいるものを拝みたい―
ラブホに行ったのは昨日のことだった。
美尻の様子からして性的な成熟がうかがわれ、エッチの誘いにも簡単に乗ってきた。
―美尻の付け根に潜むものがこれで明らかになる―
そこにあるのは女性器で、俺もさんざん見てきたので今さら感はあるのだが、美尻なだけに既成観念が崩れ、女性器を妄想する童貞のようなピュアな気分に堕ちていたのだ。
そしてベッドインするや、俺は彼女をうつぶせにさせて美尻だけ起こし上げ、美尻の付け根にあるものを見た。
そこに潜んでいたのは、黒いモリマンだった。
―こんなことになっていたのか―
黒く長めの陰毛が大陰唇にまで生え、鮑(あわび)のような奇怪な顔をしている。美尻の付け根に潜んでいたのは、黒毛の鮑だった。まさに美に潜む醜。目の前の美尻と鮑にはその表現がふさわしい。
俺はその鮑に顔を圧しつけて匂いを嗅ぎ、舐めまくった。
美尻の面を撫でながら。
今回出会った女は「美尻グロマン綺麗系OL」と命名しておこう。