「うっぐう」
彼女がペニスから顔を離し、空嘔し、咳込む。
「ごめん、喉まで行っちゃった?」
「そんなに興奮しないでよ、こっちは命がけなんだから」
「ごめん、次は上手くやる」
女性の口を性器と見立ててピストンするイラマチオは、女性に陵辱感と苦痛を与えるためSMプレイのひとつにみなされているが上手くやれば問題ないという発想から、毎回のセックスでこのプレイを取り入れている。喉まで差しこむから苦しいのであって、せいぜい口の中程で動く程度にとどめれば女性も楽だし、動くペニスを感じることができてむしろ気持ちいいかもしれない。
だがときどき興奮のあまり奥まで差し込んでしまうことがある。
射精が近くなるとどうしても動きが荒くなり、突いてしまう。
彼女とやっているイラマチオプレイは、せいぜい亀頭プラス竿2センチくらいの部分しか口の中に挿入しない。つまりその部分だけでピストンをするのである。このくらいのレベルであればまず喉を直撃することなく、口の中だけで遊べる。彼女も苦痛感はないし、最近ではこんなことを言うようになった。
「おまんこの気持ちがわかるわ。おまんこの中で、こんな風におちんちんが動いてるのね~って思う」
一つ間違えたら嘔吐しかねないイラマチオだが、俺が基本上手くやるものだから、彼女もすっかりイラマチオファンになっている。
彼女はベッドインするとすぐに「フェラしてあげようか」と言うが、それは言い換えたら「イラマチオしてほしい」になる。彼女は俺のものを咥えはするがフェラせず俺が動くのを待っている。そして俺がピストンを始めると、目絵を閉じ恍惚とした表情で男を受け入れる。そして俺が射精したら、そのまま精液をゴックンするのである。
彼女の口はいまや立派なおまんこになっている。