今つきあっている彼女(というかセフレ)とはPCMAXで知り合いました。サイトでメール交換しているときから、かなり経験豊富でアブノーマルな体験もしたことのあるセックス巧者だという印象があり、その点で経験の足りない僕には向いていないと思ったのですが、色っぽい彼女を見ていると我慢できなくなって一生懸命口説いて交際を始めました。
「屋外セックスもやったかな」
ビール飲みながら今までのセックス遍歴を語る彼女。海岸とか、多機能トイレとか深夜のビルの踊り場とか、やりたい放題だったようです。
「スカトロ以外は一通り経験あるかも」
屋外セックスには興味がありました。セックスは普通第三者の目に触れる可能性がほぼゼロの屋内でやります。それを屋外でやるなんて、どのくらい快感なのでしょう。
「僕も屋外セックスしてみたいです」
「マジで言ってる?」
「マジです」
「じゃあ、山奥行こうか」
彼女の屋外セックスは海か都市部。一度山間部で経験してみたいという話でした。
レンタカーを借りて秩父の山奥に向かいました。
屋外でできると思うと興奮して手のひらに汗をかきます。でも事故を起こしたら元も子もないので慎重に運転。彼女ともなるべくエッチな話題を避けて、オリンピックの話題などを提供。
「選手村ではさ、選手にコンドーム配るって知ってた?」
やっぱりそっちに話が行くのですね。
山間部のくねくねした道に入ると、さすがと興奮してきます。あの鬱蒼とした樹林のどこかで彼女にハメるのかと思うと、山がすべてベッドに見えてきます。まさしく自然界のラブホ。
公衆トイレがある休憩エリアに車を停め、近くの山道を登りました。民家もちらほら見えますが、基本は山です。
「あそこがいいわね」
扉のない小さな小屋があり、痛んだ人参やキャベツなどの農産物が少し置いてありました。人が来る気配はなく、しかし可能性はゼロとは言えないかっこうのシチュエーション。屋外セックスにぴったりの場所です。
すぐに僕たちはセックスを始めました。立ったまま彼女のブラウスの中のブラをはずし、スカートの下のパンティを下ろして、クンニしながらジッパーを下ろしてペニスを露出。立ちバックでハメました。
セックスの気持ちよさももちろんありましたが、アブノーマルなことをしているスリル感のほうが強かったですね。いつものセックスとは全然違っていました。
「こんなところでセックスする男女なんていないだろうね」
「なことないわ……それ見てごらん」
見ると、部屋の片隅に使用済みコンドームが落ちているではありませんか。
ここでセックスした男女がいたことの証です。
「みんな同じようなことを考えるのね」
山道をドライブしていてもよおしたのでしょうか、ラブホを探して難民になってここで済ませたのでしょうか。
いろいろ想像すると興奮してきます。
屋外セックスにはまりそうです。