30代の独身女性のうち約3割が処女だという統計がある。
女性の社会進出とともに女性の地位も向上し、男を凌駕する女も増えてくる。そうなると男は女に近づきにくくなる。出会いの機会も減る。するとセックスもしなくなる。処女にとってまさに受難の時代だ。
だがセックスは人間の本能だ。
男も女もセックスせずに生きていけるものではない。
どんなにキャリアを積もうとも、社会的地位を得ようとも、セックスの欲求を満たしたことにはならないのだ。
そのうち焦ってくる。
歳をふるごとに「このままセックスなしなんて考えられない」とあわてはじめる。
ハピメで出会った小百合さん(32歳)がそうだった。
彼女は有名通信サービス企業の課長さん。
掲示板には「お友達募集」と書いてあった。
32歳の女性管理職がお友達募集もないだろう。
何かあるなと思った。
知的な印象はあるけどセクシーでもないしそんなにきれいでもない。
だが何となく「高齢処女」の匂いがしたんだ。
小百合さんとは何度かSNSで連絡し会い、飲み行くことになった。
飲みなれているせいか、結構強い。
俺はそんなに飲める方じゃないので、飲ませ役に回る。
そして聞き役に徹した。
酔い回るにつれ、本当に言いたいことが表に出てきたよ。
そしてそれが小百合さんの出会い系に来た理由のようだった。
「処女捨てたいわ・・・こんな歳になってまだ処女なんて。情けな」
「気にすることないですよ」
「気にするわ。部下が20人もいるのに処女なんて。今年入った新卒の子なんて、セフレがいるみたいなのよ・・・もうたまんない」
「捨てたいですか? 処女」
そういうと、うつ伏せになった。
だいぶ酔いも回ったか。
「誰でもいいわ。誰か奪ってえ・・・」
「僕が奪いましょうか」
「お願い、します」
顔を上げ、真剣な目で俺の腕のすそをつかむ。
それからホテルに行った。
小百合さん酔っていたけど、歩けないことはなかった。これから行こうとしているところがどこなのかもわかっているようだった。
ホテルの部屋に入ると、そのままベッドに寝かせた。
脱がせようとしたら、あわてて拒否。
「大丈夫よ。自分で脱げるもん」
ゆっくり脱ぎ、下着姿になった。
けっこうセクシー系のランジェリーだ。もしかして勝負下着か。今日俺の前で脱ぐことを想定していたか。
「恥ずかしい・・・こんな姿」
「大丈夫。僕は処女とするの三回目だから」
「じゃあ、安心」
にんまりと笑うと、硬さが消えてけっこうきれいに見える。
それから32歳高齢処女とのセックスを始めたよ。
乳は固く、乳首はきれいなピンクだった。まるでJDの乳首だね。
最初は荒い息を吐く程度だった小百合さん。だんだんと声が出てきた。
クリを触って小さな穴に指を入れたら、可愛いらしいあえぎ声を出した。
「アンッ!アンッ!」
陰部を舐めた。
匂いがきついと思ったけど、そうでもない。
何となくカシスソーダの匂いがしたよ。
コンドームつけてゆっくり挿入。
「あああっ!・・・いた・・・い」
「もうじき終わるからね」
何かの治療をしているみたいだった。
なるべく苦痛を減らしてあげるため、途中まで自分でオナニーし、出そうになったらまた挿入して射精した。
「小百合さん、終わったよ」
タオルで下半身の血液を拭いてあげる。
「よかった・・・」
「え?」
「これで私も女になれたのね」
彼女は32歳にして女になったのだろうか。
そんなに大差ない気がするが。
処女って何だろう、とふと考えた。