小鳥のさえずりが聞こえる穏やかな春の公園で、出会い系で知り合った彼女とデートした。
散歩する人たちの足取りもゆったりしていて、みな新緑の季節を楽しんでいる。
二人で座っているベンチは、公園の中でも一番いい場所にあった。
少し高い場所にあるので公園の全貌が見えるし、日陰だ。
となりの彼女は上を見上げ、木漏れ日がまぶしいね、もう春なのねと静かに言った。
俺はさっきから彼女の太股ばかり視ている。薄いベージュのスカートの下の太股が俺にとっては春の風景だった。タイトスカートが下半身に密着し、恥丘のあたりがぷくっと膨らんでいる。その膨らみをじっと視る。
彼女はたぶん俺の視線に気づいている。気づいていて、気づかないふりをしていると思われる。俺の視線は上半身へ。胸の膨らみをじっと視る。
「どうしたの・・・さっきから何視ているの」
少し身体を縮めて、左手を胸に添える彼女。
「気にしなくていいよ。君は君で春を楽しめばいい。俺も春を楽しむから」
視姦が俺の趣味。出会い系で出会った女性に対しては必ず最初に視姦する。そうしたほうが、その後のセックスが超興奮するからだ。
乳のあとは唇を視た。
顔を近づけてじっと唇を視る。
赤いルージュの唇はいい形をしていて、縦皺もきれい。
「きれいな唇だね。楽しみだ」
もう一度乳を視る。
さっきから乳が少々膨らんだような気もする。
「いいなあ、おっぱい。僕は女性のおっぱいが好きだ」
「もう、やめて」
うつむいて髪をいじる彼女。
そっと手を握った。
「ホテル行かないか、これから」
「うん」
OKするとは思っていた。俺の経験から言って、視姦は決して女性が忌み嫌うものではない。なぜなら女性は常に「見られる」ことを意識して生きているからだ。きれいな洋服やアクセサリー、そしてコスメティックにこだわるのはそのせいだ。だから女性は見られることが決して嫌いではない。エロ本に登場する被写体の女は、シャッター音を聞くと濡れるという。見られていることを強く意識すると、性的にも興奮するのだ。そしてさらに「きれいだ」「セクシーだ」と見た目をほめてあげるとさらに興奮する。きれいに見られたいと思っているから、きれいに見られたら嬉しいに決まっている。
事実ホテルで有無を言わせず裸にしたら、アソコがすでに濡れていたよ。この液は公園で染み出たものであると俺は確信する。
「やっぱりきれいなおっぱいだね。公園でそう思っていた」
「エッチなんだから」
「男はエッチなほうがいい」
深い快楽に沈んでいく二人。
視姦は痴漢とならんで女性の敵という人もいるが、うまく使えばセックスを充実させるツールになるのだと覚えておいてほしい。ただしうまく使わないと嫌われるだけだからこの点注意して。