色白で茶髪の女を出会い系サイトで見つけ、ナンパした。メールの内容はぴょんぴょん飛び跳ねるウサギのようで、まとまりがないが見た目の印象をそのまま表しているようで、人となりが伝わってくる。
―これは落とせるな―
にらんだ通り、彼女は俺に靡いてきて、付き合ってもいいと言ってくれた。クリスマスが近いので、イブの前には男と女になっておきたい。サイトで出会った4日後にはデートして、とりあえず手をつなぐ関係になる。
背が高く、俺とほぼ同じ。横を見ると丸顔だが目鼻立ちの整った白い顔がある。唇の縦皺がエロい。ムラムラした俺は「キスしたくなってきた」と言って彼女を人気のないビルの裏に連れ込んでキスした。冬なので冷たい。俺は温もりを求めて舌を口の中に差し込んだ。生ぬるい唾液が舌をくすぐる。すると彼女がこんなことを口にしたのだ。
「マ○コが濡れて寒くなるからDKはだめ…」
大胆発言。
ディープキスをするとマ○コが濡れるらしい。
これには興奮した。
頭に血が上った俺は彼女に負けないようなことを口にした。俺だって大胆発言してやる。
「濡れてもいいじゃん…塗れたらチ○コハメてやるよ。チ○コハメたら温かくなるよ」
するとさらに大胆発言。
「本当? ハメたらマ○コ温かくなるう?」
「なるよ」
「なんで」
「熱いもの同士がくっついて摩擦し合うから」
「やだあ…」
それからホテルへ直行。冬なのでたくさん着ていて脱がせるのが大変だった。着膨れしていた体は徐々に細くなり、けっこうスレンダーな裸が現れた。そしてパンティを脱がすとアソコがちゃんと濡れていた。
「寒かった?」
「うん」
「ハメてあげる…」
それから入浴もせずにセックスを始める。ハメたら温かくなる、という思いが先行していたので、前戯もそこそこに生挿入。がんがんピストンして10分くらいで果てた。
お互いに汗ばむほど暑くなった。
「ほらね、温かくなっただろう」
「うん」
にんまり笑う。瞳がスケベっぽく潤む。
「だからたくさん濡れていいんだよ…すぐに温めてあげるから」
クリスマスイブの夜はたくさん濡らして、たくさんハメよう。