サイトの写真を見たとき処女に違いないと思っていたが、メール交換するうちに、過去に男性関係があり、大人の関係になったことがあることがわかった。だが一年だけ交際したその男がはじめでの男らしく、それほど多くの経験を積んでいるわけではなさそうだった。
彼女は美恵ちゃん。都内の某有名私大に通う21歳。華奢だが胸は比較的豊かに見える。俺は大学を卒業して2年たったサラリーマンで、活動する環境は違うが年齢は近いので何となく付き合うようになった。
3週間ほどのつき合いで体の関係になったが、予想した通り非処女だった。それなりに感じてはくれるが、まだ21歳と開花したばかりの花のような初な香りがし、それがまたいい。女子大生の体をじっくり味わう。
ところが美恵ちゃんにはフェラ経験がなかった。前の彼氏が仮性包茎で匂いがきついので、彼氏自らフェラを要求しなかったという。
「俺にはしてくれるかな」
「したことないから自信ない」
「自信も何も、咥えるだけだよ」
美恵ちゃんは最初拒んだが、やっとお口を開けて咥えてくれた。
初フェラの苦痛に満ちた顔が、またいい。
目を閉じて眉をひそめて顔を動かす。「咥えるだけ」と言ったのに、顔を動かしてピストンするところがまたいい。初フェラだが、頭の中ではフェラの基本を知っていたわけだ。
美恵ちゃんは途中で顔を離して口を拭いた。
「なんだか変な味がするうう」
「俺は包茎じゃないからそれはない…無味無臭のはず。気のせいだよ」
「でも、なんか変な味だもん…苦い」
俺はそれがカウパー腺液の苦味だということを黙っていた。それを言うと拒絶してしまうと思ったのだ。
セックスのあと、美恵ちゃんとレストランで食事したが、美恵ちゃんはあるものをたくさん食べた。
何だと思う?
梅肉ドレッシングの大根サラダ。
メニューを見ながら2分くらい考えて、それを三人分くらい注文してむしゃむしゃ食べた。
「フェラの口直しか?」
「かも」
初フェラの苦味は「梅肉ドレッシングの大根サラダ」で中和されるらしい。
美恵ちゃんらしくて、それがまたいい。